西洋医学で改善しない不定愁訴、慢性的な痛み、婦人科系の症状に。

春明はり灸院
〒980-0802 仙台市青葉区二日町11-3 服部ビル2F
Tel: 022-221-4313
地下鉄北四番丁駅より徒歩1分English
症例集
急性・慢性の痛みや凝り自律神経失調症婦人科系疾患

痛い部分の局所的な治療(電気治療、マッサージ、局所の注射、痛み止めの服用など)で、なかなか症状が改善せず、当院へ来院される方が多くいらっしゃいますが、局所の治療で改善しない症状の原因には次の場合が考えられます。

  1. 上下、左右の経絡間の電気的バランスが崩れている場合(経絡帯電)
  2. 痛みの原因に関連する経絡の関連運動筋(経筋)の緊張が痛みの場所より離れた部位にある場合
  3. 過去の手術やケガ(捻挫、打撲)等の、お血(古血)が原因となって痛みを誘発している場合
  4. 仕事や家庭のストレスが脳や自律神経に影響し、身体の痛みとして感じる場合(神経症性疼痛)

a〜dの原因は急性〜亜急性の場合、単独の場合もありますが、慢性になると多くは原因が複合して存在すると考えられます。

症例1:頑固な腰の痛み  Case1:Lower Back Pain

患者18歳/女性/高校生

腰痛がひどく、整形外科で椎間板ヘルニアと診断されて1ヶ月入院。その後自宅で1ヶ月間療養するも一向に改善せず、大学病院を受診し、知り合いから紹介された教授の診察を受けたところ「手術して神経の通り道の回りを拡げてみよう」と言われたそうで、お母様が「嫁入り前の娘に手術の跡を残したくないので何とかなりませんか?」と連れて来られました。

当院でのBEETの経絡診断では、肝経・胆経・膀胱経の経絡異常と思われました。治療3回目位から痛みは軽減してきましたが、良く話を聞くと1年前に太ももの裏側をテニスで肉離れし、その時にあまり治療をしなかったとのことでした。その肉離れの部分を触診すると奥に固いシコリがあり、押圧すると腰の痛い部分に響くという反応があっため、シコリの部分を中心にBEETに加え、灸頭鍼(鍼にモグサをのせて鍼と灸を併用する治療)を施したところ、順調に回復し1ヶ月間10回の治療で殆ど痛みを感じないまでに改善したため治療を終了しました。

頑固な腰痛の原因は完治していない太ももの肉離れのシコリにあったわけですが、腰の手術をしていれば、痛みも治らず、体にも心にも大きな傷を残してしまったのではないかと思うと、思い出す度にゾッとしてしまいます。腰痛の原因が必ずしも腰部にあるとは限らない症例です。

症例2:カカトの痛み  Case2:Heel Pain

患者40歳/男性/会社員

左のカカトに痛みがあり整形外科を受診すると、カカトの骨の周囲の炎症と言われ、1ヶ月間1日おきに、注射・投薬・電気治療を受けるも殆ど改善せず、当治療院に来院されました。

BEETの経絡診断では、肝経・胆経・三焦経の経絡異常と出ました。異常経絡をアースし、経穴(ツボ)にダイオードを貼ると、動作によって誘発する痛みは軽減しましたが、「押すと痛い」と言う部分に変化が少ないので、異常のある胆経上を触診すると、帯脉という側腹部の緊張が残っているため、側腹部に鍼を刺入するとカカトを押すと感じる痛みが半減しました。その後、鍼先の抵抗が無くなるまでゆっくり鍼を動かし再びカカトを押すと「殆ど痛くない」「歩行しても痛みを感じない」ということで治療を終了しました。「カカトに何も治療をしていないのに全く不思議だ!!」と繰り返し言いながら喜んで帰って行かれました。

ゴルフ好きで、人の何倍も練習をしているとのことで、同一方向への繰り返しで行う運動により側腹部に異常緊張を生じ、関連する経絡の運動筋(経筋)を介して痛みがカカトに派生したと思われる症例です。

症例3:肘の痛み  Case3:Elbow Pain

患者70歳/男性

肘の痛みがなかなか取れず整形外科に行くと、ゴルフ肘(上腕骨内側顆炎)と言われ、肘に数回注射をするも、その時は多少改善しても翌日には元に戻ってしまうということで当治療院へ来院されました。

動作とO−リングを合わせた経絡テストを行うと、頭頸部の動作で上を向くことが充分にできなかったため、任脉・肺経・心包経を中心としたBEETの施術をすると肘の痛みが半減しました。治療の度に頭頸部が自由に動くようになるにつれ、肘の痛みも出現しにくくなり、数回の治療で完治しました。

加齢により体がかたくなっているにも拘らず、ゴルフの無理なスイングを繰り返したために肘にばかり過度の負荷がかかり、痛みが出現した症例です。

症例4:首の凝りとめまい感  Case4:Dizziness by Stiff neck

患者70歳/女性

1日に何回か発作的に首の右側がひどく凝り、それに伴ってめまいに襲われたそうです。あちこちの病院に行ったものの原因が分からないと言われ、出された薬でも症状が一向に改善しないとお悩みで来院されました。

首の右側に加えて右の側腹部が異常に緊張していました。昔の胆石の手術痕の回りを触診すると、他の部分に響く不自然な圧痛があるため、肝経・胆経・三焦経・膀胱経のBEETによる施術に加え、手術痕の回りの不自然な圧痛部位に鍼を施すと、術後は首の動作痛や圧痛も軽減し、週1回/計5回の治療で首の凝りもめまいも殆ど起こらなくなり、大好きな卓球をまた再開する事ができるようになったと喜ばれました。

術後の腹部の筋肉に緊張のアンバランスがあり、それが頸部に及んで自律神経までバランスを崩した症例です。

症例5:首・肩の強い凝り感  Case5:Stiff neck and shoulders

患者63歳/男性

毎日夕方になると首の右側と両肩にとても不快な凝りを感じて仕事に集中できなくなり、ここ数年、マッサージ・電気治療・カイロプラクティック・整体といろいろな施術を試みてみたものの、その時は多少気持ちよくても、翌日にはすぐ元に戻ってしまい、苦痛は一向に減らないということで当院に来院されました。

詳しく問診をすると、6年前に食道ガンの手術を受け食道を全摘し、胃を持ち上げて繋ぐ手術をしたとのことで、頸部に大きな傷跡がありました。そこで制限のある動作と、O−リングを組み合わせたテストを行うと肝経・胆経・膀胱経・小腸経・任脉の異常がみられました。該当経絡末端をアースしダイオードを貼ると、急にお腹がグルグルと動きだし<帯電解消現象>とてもリラックスして気持ちが良いとのことでした。10分間放置後、頸肩部の動作痛、圧痛を確認すると大分和らいでいました。

治療3回目位からは異常経穴(ツボ)が固定してきたため、手足3ヶ所のツボを毎日ご自宅で押圧するように指導しました。

5回目の治療の際、「ツボを押していると、ゼロではないが凝り感が以前の2〜3割で済むので楽です」といって頂けるところまで改善されたので、後は症状を強く感じたときや、健康法として来院するようにお伝えし治療を終了しました。

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以上の具体的な症例でご理解頂けたと思いますが、本人が痛みや強い凝りを訴える場所へ、注射・電気治療・マッサージまたは投薬治療を施しても効果が少ない場合、痛みの原因が痛みの部位から離れている場合や、本人の気づかない体の上下、左右、前後の緊張のアンバランスから起きている例が数多くあります。その場合、痛みの原因が何処にあるのかを動作による経絡テストや、O−リングテストによりできるだけ正確に把握し、BEETで生体の帯電を解消して電気的なバランスを正常に近づけ、必要であれば痛みの原因になっている、古傷や手術痕に適宜、鍼や灸を施す事で簡単に痛みは改善に向かう事を多く経験し喜ばれております。痛みや主訴の本質を全身のバランスから考える、東洋医学の本当に面白いところです。

症例6:慢性の坐骨神経痛  Case6:Chronic Sciatica

患者43歳/男性

右足に2年前から強い痛みとシビレがあり、歩くのも辛い状態になって整形外科に行くと椎間板ヘルニアと診断され、この2年間良いと勧められる治療、鍼灸を転々とするが、一向に改善せず来院されました。

腰部を診るとシャ血(血をぬく療法)をしたと見られる傷跡や、ひどい灸の跡がたくさんあったので「これはどうしたのですか?」尋ねると、「何処へ行っても治らないと言うと、鍼も灸もどんどん強くなって治療がとても苦痛だった」とのことでした。仰向けになると自発痛がありましたが、経絡診断で異常のある肝経という経絡の左右の電位差を均等にすると自発痛は殆ど消失しました。加えて、腰部に浅く鍼をして鍼の上にヨモギをのせて温める灸頭鍼と言う治療をすると「今までの辛い治療とは違ってとても気持ちが良いです」おっしゃいました。治療後、痛みは半減しましたが、経絡バランスを維持するために3ヶ所のツボを毎日ご自宅で押圧する様に指導しました。

さらに、「痛みが2年以上続いているせいで、24時間常に腰の事が気になってしまう…。」とのことだったので、脳が痛みによるストレスで過敏になり腰の事を考えれば考える程、痛みを感じ易くなる悪循環(神経症性疼痛)に陥っていることを、分かり易くご説明しました。腰を治す事は体の自然治癒力に任せて、“早く腰を完璧に治そう”とあせらず、治療で少しでも“良くなってきている”事を意識し、自分の好きな事(バードウォッチングが趣味だそうです)をして、気分転換を計り“楽しい気持ち”を日常多く持つように心がけて頂きながら3カ月間/週2回の治療で完治しました。夏休みには夫婦でバードウォッチングにオーストラリアに行ったそうですが、山間を一日10km歩いても、平気だったと喜んで報告に来られました。

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このように痛みが長引く事で、早く完璧に治そうと思う気持ちの強い人程、脳がストレス状態に陥って痛みに過敏になり、元来持っている自然治癒力が働きにくくなり、ますます痛みが長引いてしまうことが多くあります。
この場合当治療院では、

  1. なぜ痛みが治りにくくなっているのかを分かり易く説明して認知していただく。
  2. 治療で少しでも良くなっている事を意識していただく。
  3. 痛みと戦いどんな苦痛も耐えて“絶対完璧に治す”というあせりを減らし、できるだけリラックスして過ごしていだだく。

以上の事を心がけていただくことで治癒力が働き易い様に指導していきます。とくに神経症性の症状は、元来本人が持っている性格や、生活環境に大きく影響されますが、うまく行くと長年の痛みや愁訴も、案外短期間で改善に向かう場合もある事を多く経験致しております。

症例7:常習性頭痛(緊張性頭痛)  Case7:Tension Headache

患者43歳/女性/会社員

会社でパソコンを多く使うせいもあり、常に首や肩が凝って、ストレスが溜まった時や生理前になると、ここ数年激しい頭痛に襲われるようになったとのことでした。市販薬、頭痛薬をいろいろ試しているものの、ここのところ薬を飲んでも効かなくなっている様に感じて当治療院へ来院されました。

BEETの経絡診断では、右の季肋部に強い圧痛があり、肝経・胆経・三焦経の経絡異常とみられました。アースとダイオードで痛みは2割位にまで軽減されました。残っている頸肩部、背部の凝りに浅く鍼(接触鍼)をすると、痛みは1割位になったとのことで、痛みがひどい時には来院され、あとはご自宅でできるツボの押圧を指導したところ、徐々に痛みの頻度も薬を飲む回数も減り、たとえ痛くても市販の弱い薬で十分に効く様になったと喜ばれました。

症例8:常習性頭痛2(偏頭痛)  Case8:Migraine

患者40歳/女性/会社員

一昨日から首が凝り、頭の左側が痛くて、吐き気もして食欲が無く、会社を休んで来院されました。若い頃から頭痛持ちで、病院を受診して薬を常用していた時期もあったそうですが、効かないときもあり最近は飲んでいないとのことでした。

BEETの診断では、肝経・心経・大腸経の経絡異常がみられました。該当経絡をアースし、ダイオードを貼り、頸部に鍼を1本打って10分置くと痛みは治療前の1〜2割程度になりました。

その後、痛みがひどくなる前に度々治療し、激しい発作の起きる頻度が大分減ったと喜んでいらしいたのですが、突然「お見合いで結婚が決まり北海道で暮らす事になったので、向こうでも先生の様な治療を受けたいので、どなたか紹介してください…」と頼まれました。あいにく北海道の先生は存じ上げず紹介できなかったのですが、数ヶ月後におハガキを頂き、“あれ程ひどかった頭痛が、北海道へ来てから、不思議なことに一度も起きない”と言う報告を頂きました。

治療も去ることながら私は、大自然の環境に身をおき、結婚して心身ともに安定し、御主人の愛情を十分に感じる事が何よりの効果ではなかったのかと思った症例です。

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他にも、心臓に重い持病を抱えながら冬季は毎年3ヶ月バリ島に滞在し、滞在中は一回も発作を起こさず、元気に帰って来る75歳のおばあちゃん。間質性肺炎の咳に悩まされながらも、毎年民謡の発表会や海外旅行の際は軽減する80歳のおばあちゃん。そんなおじいちゃんやおばあちゃん達の様子を見るにつけ、“内傷なければ外邪入らず”=“ストレスが無く心が安定していれば病気になりにくい”と言う3000年前から言われている東洋医学の精神身体論の真髄を臨床を通して感じております。

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