鍼灸(はりきゅう)とは

鍼や灸の治療はとても心地よくリラックスして受けられるものです。

鍼灸の経験がない方は、鍼の治療は痛い所に太く長い鍼をたくさん打つもの、灸の治療は熱いのを我慢しなくてはならず、しかもひどい跡が残ってしまうものと思いがちですが、決してそのようなことはありません。

鍼灸治療、東洋医学のルーツは古く、3000年の歴史があると言われていますが、奈良時代に日本に渡り、江戸時代に発展し、現代に至るまで、多くの流派が存在しています。 当院での鍼灸治療は、複数の流派の優れた部分のみを取り入れ、20年以上の臨床を経て再構築した手法を用いていますので、少ない経穴(ツボ)で最大の効果を得られるように工夫しています。

鍼は皮膚に触れる程度の接触鍼、灸は知熱灸・灸頭鍼という、ほど良い熱さの灸です。治療はとても心地よくリラックスして受けていただけるもので、思わず寝てしまう方もいらっしゃるくらいですから安心してください。

灸頭鍼、接触鍼

鍼灸適応疾患

神経系 神経痛(三叉、助間、座骨等)、頭痛、歯痛、ヘルペス、顔面神経麻痺、自律神経失調症、うつ病、パニック障害、不眠症、メニエル症、めまい、しびれ
運動器系 五十肩、ムチウチ症、頚腕症候群、寝ちがい、腰痛症、椎間板ヘルニア、脊中管狭窄症、変形性膝関節症、リウマチ、スポーツ障害(筋肉痛、捻挫、ゴルフ肘、腱鞘炎)
消化器系 胃炎、胃下垂症、胃・十二指腸潰瘍、慢性肝炎、胆石症、口内炎、慢性腸炎、便秘、下痢、痔
循環器系 高・低血圧症、動脈硬化、心臓神経症、不整脈、動悸、冷え症
代謝障害 糖尿病、甲状腺機能障害、痛風、むくみ
呼吸器系 風邪、気管支炎、喘息、咽頭炎、扁桃炎咳、たん
泌尿器系 慢性腎炎、ネプレーゼ、慢性膀胱炎、膀胱神経症、前立腺肥大
感覚器系 眼精疲労、仮性近視、白内障、緑内障、飛蚊症、耳鳴り、耳管狭窄症
婦人科系 生理痛、生理不順、更年期障害、子宮筋腫、子宮内膜症、つわり、不妊症
小児科系 虚弱体質、小児喘息、アトピー性皮膚炎、夜尿症、かんのむし
その他 アレルギー症状、じんましん、慢性疲労、拒食症、癌性疼痛